銀婚湯温泉 銀婚湯 宿泊してこそ価値ある温泉

●銀婚湯温泉の素晴らしいところは、敷地内に宿泊者専用の露天風呂が5つ、浴室が1つあることに加えて、深夜0時〜翌朝までは男女の浴室が入れ替えられることです。それに、チェックインは13時、チェックアウトは11時なので、こうしたお湯をゆっくりと巡る時間に配慮されていることでしょう。宿泊者本位のこうした気配りは嬉しいですね。

落部川の向こうの露天風呂は揺れる吊り橋を渡らなくてはなりませんが、「かつらの湯」は吊り橋を渡らなくてよいので、お年寄りや小さな子供でも楽しめます。本館横の庭園内の入り組んだ小道を歩いて目指しましょう。「かつらの湯」は林の中にある巨岩に設けられえています。やや笹濁り色のお湯からは少しのアブラ臭が香ります。わずかな塩味のお湯は、川向1号と川向3号の混合湯で、吊り橋の向こうの「どんぐりの湯」に似た泉質です。

●女性浴室は内湯がシンプルな長方形、露天風呂が岩風呂で、男性浴室と逆の構成です。泉質は男性浴室と同じで、内湯は川向1号・3号、源泉1号・2号、湧水の混合湯です。茶褐色の軽いキシキシ感のお湯からは土類系の芳香と僅かなアブラ臭が香ります。軽いキシキシ感のお湯ですね。

●女性浴室の露天風呂は川向1号・3号の混合湯です。同じく薄い笹濁りで少しのアブラ臭が漂います。内湯の湯質に似ますが少濃く感じます。

(2018.08.26)


「かつらの湯」は林の中の一段高い場所に、巨岩をくりぬいた浴槽があります。


女性浴室はシンプルな長方形の造りの浴槽で、僅かなアブラ臭が香ります。


女性浴室の露天風呂は岩風呂となり、少し温いですが気持ち良いお湯です。

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