白金温泉 銀瑛荘 新鮮な白金温泉の湯が溢れる

●白金温泉の中心部を越えた先には、道道の左側に国民保養センター、町営白樺荘、銀瑛荘と保養系の色彩が濃い温泉施設が建ち並びます。そのうちの一つ、銀瑛荘に入浴してきました。小さな受付で、愛想の良い管理人さんに入浴料を支払い、廊下の奥の浴室を目指します。建物は古くても、清掃の行き届いた建物は気持ちのよいものです。

●石のタイル張りの浴室には笹にごり色のお湯が静かに溢れていて、良く見ると浴槽の縁には堆積したカルシウムがアートを描きつつあります。さりげなく置かれたアンモナイトも良いですが、壁面に描かれたタイル絵もほのぼのしていて落ち着くものです。

●銀瑛荘も国民保養センターと同様に源泉が浴槽の中から注がれているので、温泉が酸化しにくく、新鮮な白金温泉のお湯を楽しむことができます。じっくり浸かっていると、なんともいえないお湯の香ばしささえ感じられるから不思議なものです。

●窓の外には後付けされたと思われる露天風呂があります。露天風呂は屋根があり塀が少し高いため、開放感は少ないのですが、温めのお湯は長湯向きです。この露天風呂も源泉が浴槽の中から注がれているので、やはりお湯が新鮮です。

●同じ源泉でもお湯の管理や扱い方で、浴感が変わってくるのが温泉の面白いところです。

(2007.02.13記)
(2007.06.10確認)


緑色の大きな看板に導かれて、道道を左に入ります。


歴史を感じる湯華模様の付いた内湯からは静かにお湯が溢れています。


真ん中にアンモナイト、片隅にはライオンが鎮座するちょっと面白い露天風呂です。

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