妹背牛温泉 ペペル ついに塩素投入され、飲泉不可

●妹背牛といえば妹背牛商業のバレーが思い浮かぶ、というと世代がわかってしまいますが、学校の存続問題が話題になっていますね。妹背牛町にある温泉ペペルは、空知管内では割合に早くから開業していた公共温泉ではなかったかと記憶しています。街中にあり、町役場や農協を目指していくと、敷地も大きいのですぐに分かります。

●湧出量(動力)が豊富なので、以前は内湯も露天風呂も掛け流しにしていてiるのが良かったのですが、平成19年から塩素が投入されてしまいました。飲泉場も栓が閉められ、利用禁止の張り紙がされています。聞くと貯湯タンクに直接塩素を入れているそうで、やはり保健所の指導だということです。保健所の無知を恨めしく思うばかりです。肌への感触は食塩泉にかなり近いものですが、塩素臭もやはり漂います。

●お湯は薄く黄色がかっていて、夜遅くまで湯船の縁で地元の人が語らっています。そういった風景はいいですね。広い内湯はやや熱めのお湯で、露天風呂は多少温めになっているので長湯向きです。温泉でない真湯やサウナもありますが、私には興味のないところです。

●多少混雑するものの、空知北部にあっては貴重な存在だったのですが、本当に残念です。

(2007.11.28記)


妹背牛町役場や農協の近くで、広い駐車場がある大きな公共温泉です。


露天風呂は東屋風で、温めのお湯が掛け流しにされています(この写真は以前のものです)。



塩素投入により飲泉場が閉鎖され「利用禁止」の張り紙が・・・残念です。

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