妹背牛温泉 ペペル 湯は割合にいい方。飲泉可。

●妹背牛といえば妹背牛商業のバレーが思い浮かぶ、というと世代がわかってしまいますが、学校の存続問題が話題になっていますね。妹背牛町にある温泉ペペルは、空知管内では割合に早くから開業していた公共温泉ではなかったかと記憶しています。街中にあり、町役場や農協を目指していくと、敷地も大きいのですぐに分かります。

●ここは湧出量(動力)が豊富なので、内湯も露天風呂も掛け流しにしていて好感が持てます。しっかりとした飲泉場も設けられています。飲むと意外にも塩味が強くなく飲みやすい味ですが、肌への感触は食塩泉にかなり近いものです。そうそう、面白いのは温泉の成分分析書の採水箇所が源泉ではなく、浴場採水だということです。より、入浴客に近い立場での検査といったところでしょうか。

●お湯は薄く黄色がかっていて、夜遅くまで湯船の縁で地元の人が語らっています。そういった風景はいいですね。広い内湯はやや熱めのお湯で、露天風呂は多少温めになっているので長湯向きです。温泉でない真湯やサウナもありますが、私には興味のないところです。

●多少混雑しますが、空知北部にあっては貴重な存在です。

(2006.07.30記)

※この記事は塩素投入前のものです。最新の情報はコチラ


妹背牛町役場や農協の近くで、広い駐車場がある大きな公共温泉です。


露天風呂は東屋風で、温めのお湯が掛け流しにされています。



浴室内にきちんとした飲泉場が設けられているのが良いです。

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