●国道276号を走っていて、その傍らにひっそりとある川上温泉の存在に気づく人は少ないかもしれません。羊蹄山の迫力を目の前にした立地です。
●脱衣所や浴室は清掃が行き届いていて小奇麗です。浴槽が一つあるだけの小さな浴室ですが、無色透明のお湯がふんだんに湛えられています。浴槽には蛇口が3つありますが、普段はため湯状態での利用のようです。もう一つの蛇口をひねると熱い湯が注がれ、温めのお湯がやがて適温となりました。お湯は肌に優しく、適度なスベスベ感があります
●別表のみで成分分析書は掲示されていませんでしたが、おそらく温度の低い源泉の加熱利用だと思います。加熱源泉の掛け流し利用は貴重です。
●窓の向こうには幻と化した露天風呂があります。羊蹄山の雄姿を目前にした露天風呂が完成していれば、かなりの人気となったことでしょう。
（2015.12.23記）
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国道沿いにある鄙びた小さなドライブインのような外観で、見逃しそうです。
小さな浴室ですが、浴槽は無色透明のお湯が静かに湛えられていました。
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