ふるっぷ温泉 ふるっぷ温泉 一度入ったら出られない名湯

●喜茂別町の仮設施設として、清掃協力金によって地元で運営している温泉です。まず、入って驚いたのが建物の中の行き届いた清掃。下駄箱に、なんと砂一つ落ちていないではないですか。

●温泉は内湯だけですが、薄黄色に濁ったお湯は入ったらなかなか出られなくなる、本当にいいお湯です。湯船の縁に座って、ぼんやりと時間が驚くほど過ぎてしまいました。

●管理人のおじさん(※)の暖かな人柄と、管理人さんにお土産まで持参して訪れる常連客と、地元の人たちの会話が心地よい実にいい温泉でした。札幌から近く週末には人がやや多くなってきましたが、いつまでも仮設のままで(笑)この雰囲気を保って欲しいと思います。

(2003.07.30記)

※長年、管理人として入浴客に優しい笑顔で接していた藤本さんが既に他界されたと聞きました。心よりご冥福をお祈りいたします。

●2006年秋に貯留タンクに塩素系薬剤の投入装置が設置されました。保健所の指導により、やむなくとのことですが残念です。また、加水の影響で以前のような泉質の濃さを感じなくなりました。

●4代目(?)の管理人(この方も人柄の非常によい方ですが)は、できるだけ塩素を少なくしたいとの意向のようで、多少期待しています。

(2006.12.31追記)

※2009年3月ころより閉鎖しています。


仮設小屋ですが中は清潔感がいっぱい、最近の週末は少し混むようになりました。


小さな小さな入り口です。


薄く濁ったお湯が静かに溢れています。