八雲温泉 おぼこ荘 開放感のある広い露天風呂

●八雲町の市街から国道277号を山奥に進み、雲石峠の手前で左に折れた山あいにある温泉宿です。近くには、町営の研修施設「小牧荘」がありますが、奥深い山の中であることには変わりありません。以前は、町営だったおぼこ荘は平成17年9月に民間施設となり、これを契機に宿泊棟が建て直されました。

●町営の時代とは異なり、ずいぶんと小奇麗になった受付やロビーにまず驚かされます。温泉施設そのものは、町営のときのままで、宿泊棟に隣接した建物へと廊下を進みます。

●内湯は巨岩を配した岩風呂となっており、薄茶色のお湯が豊富に注がれています。源泉の温度によっては多少の加水をしているようですが、カリウムやマグネシウム、カルシウムを豊富に含む泉質は、浴感がしっかりしています。また、口に含むと、けっこうエグイ味がします。

●ここの温泉は露天風呂がとても良いですね。内湯から長い廊下の階段を降りた先にある露天風呂は、広く、周囲の山々も見渡せて、開放感に優れます。お湯も温めなのでいくらでも長湯ができてしまいそうです。

●湯抜き清掃の頻度(内湯が1日おき、露天風呂が週2回)がきちんと表示されていることは、利用者として信頼感を感じます。

(2007年4月15日記)



鬱蒼とした山あいに小牧荘とともにポツリとある温泉宿です。


岩風呂となっている内湯からは、薄茶色のお湯が溢れています。


長い通路の先の露天風呂の開放感はなかなかです。

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