●湯の川温泉街の住宅地の中にある温泉銭湯です。隣の空き地には源泉井が見えます。
●浴室の奥には微妙に大きさの異なる浴槽が並び、大きい方から低温、中温、高温と書かれています。中温と高温には目安の温度として、46度位、47度と記されていますが、騙されてはいけません。
●まず低温と書かれた浴槽から入ります。いきなり躊躇する熱さです。湯に体を馴染ませ、気合いを入れてそっと身を沈めます。地元の人が「水を入れたらいいよ」と優しく声をかけてくれますが、ここは我慢です。持参した温度計は47℃を指していました。
●続いて中温です。ちょっと手を入れただけで諦めざるを得ません。温度計は50℃に達していました。
●最後に高温ですが、指先を入れただけでビリビリときます。これは絶対に入れません。温度計はなんと55℃を示しています。地元の人に訊ねると、「あんなの(高温)に入るやつはいないよ!」とアッサリ。
●よくよく観察すると、地元の人たちも身体を動かさないようにして低温に入っているようで、何かちょっと安心しました。熱い湯のためか、入浴客の回転も早いようです。低温しか入れませんでしたが、入浴後1、2時間は足先がジンジン来ていました。
(2010.08.13記)
|
早朝から地元の人たちが湯桶を持って集まってきます。皆さん、早起きですね。
手前から、低温、中温、そして一番向こうには高温と表示されています。無色透明のお湯はさっぱりした塩味。飲泉用の枡も置かれています。
これが、永寿湯で有名な高温湯です。「差水程度で・・」とありますが無理です。この浴槽に入れる人がいるのでしょうか?
|