白金温泉 白金観光ホテル ウナギの寝床のような内湯と露天

●白金温泉街の中央にある無料駐車場に面して聳えちょっと無機質な温泉ホテルです。日帰り入浴の場合には、その無料駐車場を利用するよう玄関にて案内されています。実際、無料駐車場の方が玄関に近いくらいなので、不便は感じないでしょう。

●浴室は玄関と同じ1階の奥にあります。建物の大きさの割には浴室はそう広くはなく、内湯はウナギの寝床のように細長いのが特徴です。浴室への入口の階段を降りたところには熱めの浴槽、その奥にやや温めの主浴槽があります。いずれも笹濁り色のお湯がかけ流しになっています。面白いことに高温浴槽のみが加水となっています。なお、他の温泉施設とは異なり20号井の源泉を利用しています。

●浴槽をまたぐ渡り廊下の向こうに露天風呂があります。昭和61年に造成された露天風呂は、富良野石、日高石、愛別石、コタン石、鉄平石、玄昌石、十勝岳溶岩の巨岩を配した岩風呂になっています。中ほどで仕切られていて、奥は熱めで、手前が適温になっています。遠くの景色が望めるわけではありませんが、目の前の原生林を眺めながらの湯浴みは気持ちの良いものでした。

●お湯は決して悪くはないのですが、大人1,000円の入浴料は割高感が否めません。

(2009.04.27記)


白金温泉の中心にある温泉ホテルです。鉄筋コンクリートの大きな建物が目印。


内湯は細長く、ウナギの寝床のような感じで、壁側にカランが並んでいます。


多くの巨岩を配した細長い露風呂は、原生林を目の前に心地よいものです。

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