ぽんぴら温泉 アクア・リズ・イング 建物はきれいだが塩素臭著しい

●道北の中川町にある公営温泉です。昔は民間の温泉宿がありましたが、平成5年に公営温泉として生まれ変わりました。「PONPIRA AQUA リ2ING」という凝り過ぎた名称に町のセンスを疑ってしまいそうです。

●以前は受付の若い女の子の対応が心地よかったのですが、人も変わり不慣れすぎる客の応対に、公共温泉の性を感じてしまいます。

●浴室は2階に上がった左手奥にあり、ずいぶんと広い休憩室が特徴的です。浴室は大きな窓から山野を眺める構造になっており、カランも多く浴槽も広いものです。ただし、循環ろ過で塩素殺菌を徹底しているため、浴室に立ち入ると強い塩素臭に多少たじろぎます。お湯は無色透明で、香り・浴感とも成分表示に書かれた泉質を垣間見ることはできず、残念です。

●温泉ではありませんがプールがあります。ただ、プールといってもジャグジーに近いもので、泳ぐというより水遊びに近いものです。なお、受付で水着の貸し出しも行っています。

●温泉的には全く魅力を感じない施設ですが、宿泊するなら最上階のメゾネット付きの部屋は、ちょっと贅沢感があります。

(2007.06.30記)


いかにも・・・、の公共温泉です。円筒形の建物が宿泊棟です。


広い浴室も道北の温泉にありがちな循環ろ過で、塩素臭が満ちています。



一応、プールもあります(温泉ではありません)。

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