旭岳温泉 ホテルベアモンテ 入浴料高いが悪くない

●旭岳温泉のロープウェイ乗り場に近く、道道の最奥右手にある温泉ホテルです。洋風の立派な建物なのですぐにそれと分かりますが、貧乏性のせいか立派な玄関ロビーに入るのにちょっと気後れします。そして、想像される通り入浴料は高いです。

●1階の奥に男女別の大浴場があります。浴室は十分に広く、中央に主浴槽、窓際にも浴槽、それに壁際にも寝湯や座湯などが並んでいます。また、窓の向こうには露天風呂も設けられています。今回は写真に示す浴室に入浴しましたが、もう一つの浴室の方は趣向が異なるようです。

●これだけたくさんの浴槽がありながら、どれも緩いながらも掛け流しでの湯使いは好感が持てます。全体の湯量もおそらく多いことでしょう。無色透明のお湯からは仄かに鉱物臭とカルシウム臭が漂います。無味無臭で肌に優しい感じのするお湯は、旭岳温泉らしい浴感です。

●入浴料が高いことに加えて、まだ宿泊客がチェックインしない時間帯に入浴したこともあり、私のほかには2、3人くらいしか入浴客がなく、思いのほか静かでのんびりとした湯浴みを楽しむことができました。たまには、こんな温泉も悪くありませんね。

(2015.09.01記)


立派な洋風ホテルです。昼頃に行けば静かなので、のんびり湯浴みできます。


内湯には趣向を凝らしたいくつかの浴槽があり、どれも緩い掛け流しになっています。


ベランダ型に近い露天風呂からは、特段の景色を見ることはできませんでした。

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