●網走湖畔を行く国道39号から見てJR石北本線を挟んだ向こう側にある温泉旅館です。「鉄の宿」としても知られているようですが、有名な鉄道旅館は別館のようですね。落ち着いた良い感じの外観です。
●浴室は内湯のみで両側にカランが並びます。無色透明でクセのない穏やかなお湯です。成分分析書によると成分総計は0.237g/kgで、温泉としてはかなり薄いほうですが、アルカリ質のお湯で多少のスベスベ感を感じます。
●少し残念なのは浴槽の床に吸引口があり、明らかに循環ろ過装置を使用していることです。しかし、塩素殺菌との表示が掲げられているものの、お湯からは塩素臭が全く感じられませんでした。逆に衛生面が気になりますが、お湯は割合に新鮮で源泉の特徴も残しているように感じました。
（2011.04.19記）
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JR石北本線の踏切を渡ったところにある静かな佇まいの小さな和風旅館です。
シンプルな浴室には、穏やかな浴感のお湯が湛えられていますが、循環です。
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