●新得町の市街地から程近く、佐幌川を渡ったほぼ対岸にある一軒宿です。雑木林の丘の下に建ち、ピンクの外壁がなんとなく目立ちます。
●新得温泉は泉温9.8℃の鉄泉を加水・浴用加熱して利用しています。鉄サビのような湯の華が多い薄茶色のお湯です。循環ろ過と塩素殺菌のセットですが、塩素臭はあまり感じませんでした。宿泊客は私一人でしたので、私の入浴に合わせて循環ろ過装置を起動させているというのが、何だかアットホームに感じました。若干サビ味ですが、意外にも無味無臭系のお湯です。肌の感じ方はどちらかというとキシキシ感が勝ります。
●地元産の食材しか使わないという夕食は、豪華ではないけれど家庭的で、「私達も今夜はすき焼きだから」といって出してくれた十勝牛のすき焼きは柔らかくて美味しいものでした。家庭的な雰囲気が心地よい、静かな一軒宿です。
（2009.03.28記）
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新得の町から佐幌川を挟んだ丘の下に建つ家庭的な一軒宿です。
循環ろ過ながら、鉄サビのような湯の華が多い茶色いお湯です。
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