●以前の「十勝川温泉ホテル」が「橘香苑」となり、その「橘香苑」が再び経営者が変わって十勝川温泉「緑湯郷」となったと聞きました。以後、日帰り客を受け入れるようになったとの話を聞いたので、早速訪れてみました。十勝川温泉街の中でも道道から離れ、十勝川寄りにあるので少し分かりにくいかもしれません。
●規模としては決して大きくはない温泉ホテルですが、フロントの応対は気持ちのよいもので、奥の大浴場を目指します。”炭”をテーマにしているのでしょう、館内には至る箇所に炭が置かれ、「炭の館」もあります。
●さて、大浴場に入ると冬の季節のせいか、もうもうとした湯気で浴場全体を見渡すことができないほどです。お湯は薄茶色でわずかに塩味を感じます。弱いながらも十勝川温泉らしいツルツル感は感じることがでします。窓際には寝湯があり、これは適度に温くて気持ちのよいものでした。主浴槽も寝湯も湯船の壁面からお湯が直接注がれています。
●露天風呂は岩風呂となり十勝川の河川敷に面しています。十勝中央大橋を行き交う車や川岸で渡り鳥に餌やる人たちが見えますが、逆に言うと向こうからも見えるので注意が必要ですね。
●次回は燻煙ラーメンを食してみたいと思います。
(2008.02.16記)
※残念ながら2011年秋頃から閉鎖されたようです。
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十勝川温泉街の一角にひっそりと建つ温泉ホテルです。

内湯は一面の湯気で視界が遮られ、写真を撮るのに苦労しました。

露天風呂からは十勝川の流れと十勝中央大橋が良く見えます。
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