●士幌町から東に道道を入った下居辺にある公共系の温泉施設です。道の駅「しほろ温泉」でもあるので、迷わずに行けるでしょう。茶色い建物の前には、かなり広い駐車場があります。
●自動販売機で入浴券を購入し、売店の横を通って男女別浴室に向かいます。構造的には、最近よくある公共系の温泉施設に通じていて、主浴槽、高温湯、寝湯、ジャグジー湯が並び、サウナまで設けられています。また、ガラス窓の向こうにはベランダ型の露天風呂も併設されています。
●以前の循環ろ過装置の吸引口は残りますが、基本的には掛け流しとなっているようです。ただ、弱い吸い込みを感じるので、浴槽内のお湯を加温か殺菌をしているのかも知れません（加温していないとの表示はあります）。また、塩素系薬剤を電気分解する方法（？）での殺菌をしていて、塩素臭そのものは知覚できませんでした。
●いずれの浴槽とも薄い褐色のお湯で、浴槽の底にとろろ昆布のような湯の華が舞っています。期待したほどではありませんが、弱いツルツル感とスベスベ感があります。ほとんど無味無臭に近く、わずかにミズゴケ臭を知覚しました。微妙ながら、露天風呂の方がお湯は新鮮なようにも感じます。
（2011.03.21記）
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長閑な風景の中の道の駅に、ちょっと立派な建物があります。
円形のジャグジーの他、寝湯、主浴槽、高温湯が並び、まぁ標準的な施設です。
ベランダ型の露天風呂もあり、周囲の穏やかな丘陵地形が望めます。
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