帯広温泉 帯広温泉ホテル元湯 国道沿いにある温泉ホテル

●「帯広温泉ホテル」という宿泊施設ですが、公衆浴場としての色彩の方が強く感じます。浴室は「大浴場」と呼ばれる公衆浴場と、「元湯」と呼ばれるホテル内の浴場の2つがあります。「大浴場」は入浴料420円ですが、「元湯」は450円と少し高くなっていて、受付でどちらかを選択してお金を支払います。ここで紹介するのは「元湯」の方です。

●入り組んだホテル内を奥に進んだところに「元湯」があります。地元のお年寄りの多い浴室は、窓側に主浴槽が、入り口付近に副浴槽があります。受付の説明書きによると、主浴槽は源泉のままのかけ流し、副浴槽は循環ろ過&塩素殺菌だそうです。お湯は薄いこげ茶色でツルツル感があります。ほとんど無味無臭で、例えるならごく薄いウーロン茶味といったところでしょうか。ちなみにシャワーやカランも温泉です。

●受付で聞くと、「元湯」と「大浴場」の源泉は同じだそうです。ただし、「元湯」は源泉直近なのでお湯が新鮮でやや熱めだが(実際はそうでもなかった)、「大浴場」は源泉から少し距離があるのでやや温いとのことです。「大浴場」の浴槽は全て循環ろ過&塩素殺菌なので、私としては興味薄かな。それから、以前は「元湯」の主浴槽にも塩素を投入していたそうですが、常連客の不評でやめたそうです。

●温泉都市帯広にあって、他の温泉に比べると特徴少なく少しインパクトに欠けるかな、というのが正直な感想でした。決して損はしない温泉ですが。

(2009.02.07)


国道38号線沿いにあるこのネオンが目印です。JRの窓からも見えますね。


外観は温泉ホテルなのですが、出入りする客層は地元の入浴客ばかりです。


奥が主浴槽で手前が副浴槽です。少し古い浴室で地元利用が多いです(湯気で分かりにくいですね)。

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