帯広リゾートH 帯広リゾートホテル 国道沿いにひっそりとモール泉

●音更町の国道241号沿いにある温泉ホテルで大きな看板があるので、すぐにそれとわかります。「帯広リゾートホテル」という名前が付いていますが、ひっそりとした郊外の温泉ホテルといった佇まいです。ホテルなのでもちろん宿泊は可能なようですが、どちらかというと地元中心の公衆浴場的な色彩が強いように感じました。○○温泉という名称はないようで、温泉名は記載せず単に「帯広リゾートホテル」としました。

●浴室にはほぼ中央に大きな浴槽が鎮座し、壁には海辺から望む富士山の絵が描かれています。富士山の絵が日本的で、十勝平野の景観とのギャップがかえって新鮮に感じますね。内湯の一角はバイブラ湯になっているのが強いて言えば残念です。

●お湯は十勝地方ではお約束の褐色のモール系温泉です。微タマゴ臭に微サビ臭、モール臭が湯面から香ります。浴槽内のお湯よりも給湯口付近のお湯のほうがより濃い褐色を呈していました。浴感としては外観どおりのツルツル感とスベスベ感が融合した心地よいものです。もちろん、お湯はかけ流しです。

●窓の向こうにはテラスのような露天風呂が設けられています。日差しがいっぱいに注ぎ込み、立って外を見れば十勝らしい風が吹き抜け、ついつい長く過ごしてしまう露天風呂です。なお、内湯も露天風呂もお湯が溢れている付近は非常に滑りやすいので要注意です。私も何度もすっ転びそうになりました。

(2014.05.17記)


リゾートホテルという名前ですが、実際は地元の人たちの普段使いの湯です。


内湯の壁面には、まるで東京の銭湯のような富士山のタイル絵がありました。


露天風呂からの景色はありませんが、立ち上がると十勝らしい景観です。

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