夕張温泉 ユーパロの湯 財政破綻都市の立派な温泉施設

●財政破綻したことで全国的に有名になった夕張市が、かつて造った日帰り入浴施設です。一時閉鎖されましたが、今は民間会社で経営しています。夕張市日吉の少し高台にあり、国道から注意してみると露天風呂の湯気が見えるのですぐ分かります。駐車場はとにかく広大です。満車になることがあるのでしょうか。

●ロビーも広く、受け付けも玄関も立派です。食事もできるようですね。建物全体としては、空知地方によく見かける公共温泉と同様です。

●内湯には幾つかの浴槽がありますが、温泉はひとつです。薄黄色の強塩泉ですから、すぐにどれかは分かります。一時期騒がれた日吉源泉の2号井から引かれていて、加水の上に循環ろ過、塩素殺菌の3点セットです。塩分の強い温泉ですが、塩素臭はしっかりと感じます。成分分析書では成分総計23.69g/kgの立派な温泉ですが、肌がその濃さを感じないのはそのためでしょう。

●露天風呂も温泉ですが、加水、塩素殺菌、循環ろ過は同じです。冬でしたので多少ぬるめに感じました。

●時間があれば「日吉の湯」まで歩いていきたくなりました。

(2009.03.14記)

※2017年ころから休業のようです。


舗装されたかなり広い駐車場に大きな館内、贅沢な施設です。


ちょっと薄暗い内湯です。いくつかの浴槽がありますが、温泉はひとつです。


ちょっと高台にある露天風呂ですが、塀のため景色はあまり望めません。


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