●以前は「北村温泉ホテル」と日帰り専用の「北村やすらぎ温泉」が別施設として隣り合っていたと記憶していましたが、今では新たな「北村温泉ホテル」として一体化しています。広い駐車場があり、早朝(7時)から営業しているのも魅力的な温泉です。
●かつての「北村温泉ホテル」の浴室は岩盤浴となり、今では「北村やすらぎ温泉」の浴室に一本化されています。ですから、受付で入浴料を支払うと右の建物に入ることになります。
●浴室は、窓際に主浴槽があり、壁際には低温浴槽、カランの近くには気泡風呂が点在しています。それぞれ源泉がそのまま注がれ、湯量で温度を調節しているものと思われます。肌に沁みるくらいの塩分の濃さで、傷口や肌の弱い人にはちょっと辛いかもしれません。弱いサビ味やエグミを感じる湯は、紛れもないキシキシ感です。
●内湯の外には2つの浴槽からなる露天風呂があります。奥の露天風呂からは、赤茶けた縁からお湯が溢れ、こうした温泉の割には風情を感じるかもしれません。いずれも湯量が豊富なので、気持良く湯浴みできます。
●受付では、パンフレットと同じように温泉の成分分析書のコピーを配っているのも好感が持てます。
(2010.11.20)
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かつての北村の中心街の真中で、赤字の「北村温泉」の看板が目立ちます。
主浴槽には入浴客が多かったので、壁際の低温浴槽の写真のみです。
景色は乏しいですが、赤茶けた浴槽の縁からお湯が溢れて、露天風呂の方が風情があるかもしれません。
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