●ニセコ最大のひらふスキー場下のペンション街にある温泉です。スキー客目あてのペンションや商店が建ち並ぶ一角にあり、ちょっと知らないと、ここに温泉があるとは思われないかもしれません。
●源泉が垂れ流しにされているのを横目に見ながら、階段を上がった先が入り口です。ここの温泉は男女の脱衣所が、受付を挟んで全く反対側にあるのが変わっていますが、内湯は階段を脱衣所の下へ降りていく、といった設計がまた変わっています。
●半地下でちょっと薄暗い内湯には、笹濁り色のお湯が満たされていて、床には湯華が堆積しつつあり、とても良い雰囲気です。一方、窓の外にある露天風呂は一転して日の光が溢れ明るく好対照です。
●源泉は結構熱く、湯量を絞って温度調整しているようです。コップも置いてあり、飲泉すると適度な塩味のほか特徴的な味を感じます。成分分析書を見ると炭酸水素イオンのほかカリウムも多いのが特徴でしょうか。
●私が入ったのはシーズンオフの夏で、すいていましたが、スキーシーズンには混み合うかもしれませんね。そうそう、成分分析書に記載される温泉名は「ニセコひらふスキー場温泉」になっています。
※残念ながら2018年5月に閉館されました。
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入り口脇からは豊富な温泉が垂れ流しにされています。
半地下でコンクリートと湯華模様の内湯は独特の雰囲気を醸します。
内湯とは対照的に明るい露天風呂です。
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