●小樽市内には温泉銭湯が幾つかありますが、入船十字街の近くにあるのが神仏湯温泉です。南小樽駅からも近いので、JRでぶらりと小樽を訪れたときに立ち寄るのもよさそうです。家族風呂がある裏手側には、割合に広い駐車場があり車でも便利です。お昼時から地元客で割合に混んでいました。
●外観どおりごく普通の銭湯のスタイルです。浴室の中央に主浴槽が設けられ、奥に源泉浴槽があります。主浴槽は源泉を加水、循環ろ過、塩素殺菌を行っていて、お湯は透明で温泉らしさは感じません。奥の源泉浴槽は「循環ろ過なし」とありますが、「ヘアキャッチャー循環」という表示が謎です。床に吸引口はあるので循環はしているのでしょう。
●源泉浴槽は薄い褐色のお湯で、多少のスベスベ感があり、温泉らしさは残っています。無味無臭と言ってよいと思いますが、わずかに玉ねぎの皮のような匂いを感じました。なお、この源泉浴槽では、加水や塩素殺菌はしていないそうです。
●脱衣所の片隅には飲泉口が設けられています。蛇口から出る源泉はかなり熱く、無色透明です。源泉浴槽で感じた玉ねぎの匂いは感じず、多少のカルシウム味がしました。小樽の強い訛りを聞きながら、それなりに満足感のあるお湯でした。
（2009.09.27記）
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小樽らしい混み入った街中に神仏湯温泉が建っています。
浴室の奥に小さな源泉浴槽があり、薄い褐色の湯が満たされています。
脱衣所には飲泉口も設けられています。けっこう熱いので要注意です。
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