留寿都温泉 留寿都温泉 すっかり地元に根付いた良い湯

●かつては、仮設の温泉として留寿都村が運営していましたが、今では村の入浴施設としてしっかり根づいています。留寿都村の市街地から少し離れた畑地にぽつんとあります。入浴料が安いのも魅力ですね。

●温泉は小さな湯船がある内湯のみですが、黄褐色のお湯がかけ流しで管理されています。木造の浴室内は木の香りも心地よく、ゆっくりとつかり、時間を忘れてしまいます。湯船の向こうの窓も大きめに作られており、窓の向こうの木立にも魅入ってしまいます。

●黄褐色に濁ったお湯には気泡がふんだんに含まれ、ゆっくり浸かっていると体が細かな気泡に包まれます。以前はもう少し熱かった記憶がありますが、お湯の温度は長湯向きの温めでした。浴感としては、弱いキシキシ感になります。

●このまま運用してほしいと思う、いい温泉です。

(2021.05.16修正)


小さな湯小屋は健在で、清掃が行き届き、地元のお年寄りが集います。


木の香りが残る浴室の奥には、黄褐色のお湯が溢れる浴槽が鎮座しています。