奥沢温泉 中央湯 小樽の街中のツルツル湯

●奥沢十字街から国道393号を進むとすぐに奥沢温泉「中央湯」があります。ちょっと古めかしい温泉銭湯の裏には2台ほどの駐車スペースがあります。

●玄関から男女別の扉を開けると、中央に番台が鎮座する昔ながらの銭湯スタイルです。脱衣所には壱、弐、参、・・・と書かれた脱衣だなの扉が並び、その上には文庫本や単行本が並べられています。

●左右の壁際にカランが並び、その中央に浴槽があります。浴槽は少し小さめで、3、4人も入れば狭く感じるでしょう。無色透明のお湯は循環ろ過されていて、温泉らしさが少し乏しく感じます。でも、カランのお湯は加温した源泉そのままと思われ、特徴的なツルツル感があります。特に頭を洗うと特有のヌルヌル感に驚かされます。

●番台からは入浴客を気遣う声が聞こえ、地元客の健康をも見守っている姿に、心も温まりました。

(2012.01.28記)


国道393号に沿って、ごく普通の銭湯として奥沢温泉「中央湯」があります。


浴室の中央に円形の主浴槽があり、ツルツル感のあるお湯が満たされています。