●ニセコ五色温泉といえば「五色温泉旅館」が有名ですが、道路を挟んでその向かいに建っているのが「ニセコ山の家」です。大きなロッジ風の建物で階段を上った2階に玄関があります。
●2階のロビーから階段を下りた先に浴室があります。割合にシンプルな内湯とやや広い露天風呂が設けられています。内湯のお湯は薄濁り程度ですが、露天風呂は乳白色のきれいなお湯です。硫化水素臭も良く香り、温泉らしいお湯と言えるでしょう。源泉が高温のため加水しており、成分表示の割にはやや薄く感じました。
●露天風呂は十分な開放感があり、ゆったりと湯浴みできますが、景色は意外と殺風景だったりします（笑）。露天風呂の風情は「五色温泉旅館」の方が情緒がありますが、その分入浴客が少ないので静かに温泉を楽しむことができます。
●pH2.63のお湯はレモンのような酸味を感じます。キシキシ感と強酸性のスベスベ感が融合したような肌触りを感じるお湯でした。「五色温泉旅館」とはまた違った泉質なので、両方をハシゴするのも良いと思います。ちなみに冬期は休業し、営業期間は6月〜10月（雪の状況で前後）となっています。
（2009.08.28記）
※残念ながら閉館となったようです。
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大きなロッジ風の建物で、2階の玄関に上がる階段で雪の多さが想像できます。
内湯は硫化水素臭に溢れ、加水ながら薄濁り色のお湯が静かに溢れています。
露天風呂は見事な乳白色のお湯になっています。長湯向きです。
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