湯の川温泉 新松 同じ湯の川でも泉質が異なる

●外観やHPからは日帰り入浴が可能かわからない「新松」を訪れました。薄暗い玄関ロビーに人気が全くありませんでしたが、よく見ると「入浴料をここにおいてください」という皿がカウンターに置かれ、実は日帰り入浴を受け入れているようでした。

●大きめの浴槽がひとつあるだけの浴室ですが、やや褐色の薄濁りの湯に驚きました。湯の川温泉のお湯は高温の透明湯のことが多いのですが、ここは濁り湯です。源泉によって全く異なるのですね。

●塩味のほか昆布味のするお湯からはサビ臭も知覚します。また、多少の湯の華が舞っているのも他の湯の川温泉とは異なります。弱いキシキシ感のお湯は、入り応えのある浴感の良いお湯で、湯の川温泉の魅力を再認識させられました。はっきり言って、湯の川温泉の穴場です。

(2016.07.18記)


静かな住宅街の中、黄色い建物の「新松」は、ちょっと目を引く存在でした。


湯の川温泉らしからぬ褐色の薄濁りのお湯で、弱いキシキシ感があります。

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