●名称は「笑 函館屋（えみ はこだてや）」と呼ぶのでしょうか。最近は従来にはない変わった名称の温泉宿が増えてきました。湯の川温泉の松倉側の左岸にある温泉宿です。日帰り入浴の営業時間より少し早く到着しましたが、営業時間の15分くらい前に快く浴室に案内してくれて感謝です。
●玄関ロビーが瀟洒で落ち着いた雰囲気を醸してるように、浴室もシックな造りで大人好みな雰囲気です。こうした感じの浴室は観光客からの評価も上々ではないかと思いました。内湯はパーテションで2つに分けられ、手前が主浴槽、奥がやや温めの温度設定になっています。
●また、浴室の奥にはガラス戸で仕切られた半露天風呂があります。奥の低温湯は半露天からお湯が流れてくるようです。半露天は外気に触れるだけで景色はありませんが、まぁ立地上これは仕方のないところでしょう。
●お湯ははっきりとした塩味で少しの苦みを伴い、湯の川温泉らしい湯質です。その一方で、視覚的には無色透明で、嗅覚的にもほとんど無臭です。浴感としては中庸と言え、スベスベ感とキシキシ感が拮抗した良い湯質でした。お湯の鮮度も良く、とても良い温泉に感じました。
（2019.03.16記）
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焦げ茶色の建物が特徴的ですが、建物と対照的に周囲が殺風景です。
内湯は割合に広くてシックな造りで、照明はやや暗めの設定になっています。
奥には半露天風呂があり、外気に晒されてはいるものの景色はありません。
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