長万部温泉 大成館 小さい浴室ながら油臭が香る

●長万部温泉は小規模な温泉旅館が身を寄せ合うように建っていますが、少し目立たない場所にあるのが「大成館」です。道路脇の小さな看板がなければ、気付かずに通り過ぎてしまうかもしれません。

●タイル張りの男女別浴室は、奥に細長い台形の浴槽がひとつあるきりです。おそらく3人も入れば、かなり狭く感じるでしょう。浴槽が狭いということは、それだけお湯の入れ替えも早く、新鮮だということですね。長万部温泉らしい淡い黄色いお湯が満たされ、特徴的な油臭があり、口に含むとかなりのしょっぱさを感じます。

●肌への感じは、ややキシキシ感に近いかなとも思います。長万部温泉は一括管理された同じ源泉をどの湯宿でも利用していますが、微妙に湯質の印象が異なったりするのが、温泉の不思議な点です。

(2011.08.19記)


メインストリートから少し奥に入り、長万部温泉ホテルの裏手になります。


細長い台形の浴槽があるだけですが、長万部温泉らしい油臭が香ります。

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