大舩温泉下の湯 大舩温泉下の湯 教えたくない取っておきの秘湯

●大舩温泉下の湯との出会いは運命的でした。
当時、道南地方をドライブしていた私は、何かに惹かれるように小道の道道に入り、その途中「何かを感じる!」と予感めいた思いで、さらに脇の砂利道へ。そこに現れたのは、一軒の農家のようでしたが、よく見ると温泉が湧いているではありませんか。

●それから10数年が経ち、久しぶりに訪れました。脱衣所だけ少し新しくなった浴室は、以前とはまるで変わっていません。2つの源泉からお湯が直接注がれ、静かに溢れています。浴室は本当に小さく、湯治場の面影を残し、男女別の浴室は下でつながっています。

●お湯はやや渋みを感じ、青みがかった透明です。泉質はわかりませんが、かなり酸性に寄ったお湯と思われます。少しだけ、硫黄の香りもします。

●ここは、いつまでもこのまま残しててほしい。本当にそう思う、私にとっては取っておきの温泉です。訪れる人は、そのマナーを忘れずに願います。



道内一の雛び感です。


小さな浴室は古の湯治場時代を髣髴させます。

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