●文字通り濁川カルデラ内のほぼ中央にある温泉旅館です。周りが田圃の中、「中央荘」と書かれた白い二階建ての建物が見え、すぐにそれとわかります。特徴が少ないため、ついつい訪れるのが最後になってしまいました。
●浴室の片隅の四角い浴槽からは、笹濁り色の土類系のお湯が溢れています。金気臭とアブラ臭、それにプラスチックの焦げ臭が混じる温泉で、弱いながらもカルシウム臭も感じました。浴感としてはキシキシ感の部類の温泉です。
●窓を開けるとすぐ前には源泉井があり、湯量も豊富で、とかくお湯の新鮮さが際立つ素晴らしい泉質と思います。濁川温泉ならではの湯質に大満足の一湯でした。
(2020.08.16記)
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二階建ての四角い白い建物は、没個性的と言えば、そのとおり没個性的です。
浴室は割合に広々とし、四角い浴槽から土類系のお湯が溢れています。
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