川汲温泉 川汲温泉旅館 無色透明の綺麗な湯が溢れる

●函館市中心部と旧南茅部町を結ぶ道道函館南茅部線沿いにある温泉旅館です。温泉旅館と言っても、現在では素泊まりと日帰り入浴しか受け付けていないようです。道路を挟んだ向かいには、もう一軒の温泉宿「明林荘」が林の中に見えます。

●日中は管理人が不在のことも多いようなので、入浴料(400円)はきちんと投函箱に投入しましょう。少額ならお釣りを受け取ることもできます。地元から、ぶらりと湯浴みに訪れる人も多いようです。男女別浴室は廊下をまっすぐ進んだ先にあります。

●浴室には大小2つの浴槽があり、私が入浴した時は小さい方がやや熱く43℃くらい、大きい方が42℃くらいの湯温でした。注がれる湯量は十分に多く、新鮮さが溢れるとても良いお湯です。無味無臭に近いお湯で、かすかなカルシウム臭に、さらに微量のタマゴ臭を感じます。特に小さい方の浴槽のお湯が新鮮に感じ、タマゴ臭がより明確に知覚されます。

●無色透明ではあるものの、そのクリアな透明感が素晴らしく、お湯の鮮度の高さが十分に感じられます。また、浴後の肌はとてもスベスベとなりました。なお、駐車場から道道に出る際には、カーブで接近する車両がとても見えずらいので、十分注意しましょう。

(2020.08.16)


山間のちょっと小高いところに川汲温泉旅館の平屋の建物が建っています。


大きい方の浴槽です。時期と天気によって湯温が微妙に異なるそうです。


小さい方の浴槽は湯量が少ない分、お湯の新鮮さが際立っていました。

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