●昔は鐺別温泉と呼んでいた記憶がありますが、いつの間にか摩周温泉という俗っぽい名前に変わり、その名称の方が定着してしまいました。その弟子屈町の市街地から南西にやや離れたところにあるのが「亀の湯」です。建物の両側に広い空き地があり、車を置くには困りません。
●丸い籐の籠が積み重なる脱衣場は昔の銭湯を思い起こします。浴室の真中には正方形の浴槽があり、サッパリした浴感のお湯が満たされています。成分分析書によると、桜丘源泉という源泉を使用しているようで、街中の温泉と少し異なります。
●お湯は無色透明ですが、鉱物臭が豊かで、わずかに焦げ臭も感じます。仄かにタマゴ臭も感じましたが、硫化水素は含まれていないようで、これは硫黄山の噴煙のせいでしょうか。入浴料が200円と安いのも魅力です。
（2011.06.18記）
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弟子屈市街から少し離れ、割合に静かな場所に亀の湯が建っています。
ほぼ正方形の浴槽が中央に鎮座し、透明なお湯が縁から溢れています。
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