●ガイドブックにも紹介され、無料露天風呂の代表格のような「熊の湯」は、シーズンともなれば観光客が数多く出入りするようになってしまいました。場所については改めて説明するまでもありませんが、羅臼から知床峠方面に向かってすぐのパーキングエリアに車を置き、橋を渡って訪れます。
●一応、男女別には分かれていますが、簡単な脱衣所と丸い露天風呂がそれぞれあるのみです。脱衣所には「入浴10箇条」が書かれているので、入浴前に読んでおきましょう。そんな時間に余裕がない方は、入浴してはいけません。
●さて、肝心の温泉は薄緑色でやや濁っていて、はっきりとした硫化水素臭を感じます。さらに、露天風呂から湧き上がる芳香は香ばしささえ感じ、源泉が直接注がれる露天風呂ならではの新鮮味があります。
●観光客が多いためか、常に地元の人が目を光らせています。マナーを守ることはもちろん、感謝の気持ちを忘れずに利用しましょう。
●なお、「熊の湯」の施設更新のために募金いただいた方、ご協力ありがとうございました。
（2007.09.28記）
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羅臼川にかかる橋を渡り、林の中の小路の先にある無料の露天風呂です。
温泉を利用する前に、この入浴10箇条を読みましょう。とかくマナーを大切に。
森の木々に囲まれた円形の岩風呂がひとつあるだけ。それで十分なのです。
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