●川湯温泉に立ち並ぶ温泉ホテルの一つです。川湯温泉の温泉宿は全て源泉のままの掛け流しのようなので、どれということもなくこの「御園ホテル」で日帰り入浴しました。意外にも入浴料金が800円と少し高めで、ちょっと躊躇しましたが。
●浴室は割合にシンプルで、大きな主浴槽を持った内湯と、後に増設されたと思われる露天風呂があります。浴室に占める浴槽の面積の割合が高く、主役が温泉であることを主張しているようです。主浴槽の奥のスペースは浅く、寝湯になっているのでのんびりと湯に浸かることができます。浴槽が広いので入浴客が多くても気になりません。
●源泉そのものは無色透明ですが、浴槽内では酸化した白濁の湯になっています。独自源泉のこのお湯はpH1.54の強酸性で、レモンのような強い酸味があります。キシキシ感のはっきりした温泉は川湯温泉らしいパンチが効いていますね。
●露天風呂は建物の狭間に設けられ、空が見えるほか、景色は乏しいものです。お湯そのものは決して悪くはないのですが、入浴料金の高さの割には満足感が少ないかもしれません。
（2009.10.10記）
※残念ながら2014年ころから休業中のようです。
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川湯温泉のメインストリートにあるごく普通の温泉ホテルです。
大浴場の浴槽は広く、川湯温泉らしい強酸性のお湯が注がれています。
露天風呂からの景色は乏しいですね。湯口に硫黄分が析出されています。
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