●無料の露天風呂として昔からよく知られた「からまつの湯」は養老牛温泉の温泉街の奥にあります。歩いていくとちょっと遠いので、温泉街からは車の方が良いでしょう。以前は砂利道だった道道が近年は舗装され、ちょっと道が少し変わりました。舗装道路からの入り口がポイントです。
●旧道の橋の上流に小さな脱衣所と川岸の露天風呂がよく見えるので、この砂利道に入りさえすれば迷うことはありません。「からまつの湯」の前は大きな広場になっているので、車の置き場所には困らないでしょう。よく知られた露天風呂なので、誰かしらの車が停まっているでしょう。
●以前に比べて脱衣所や浴槽が整備された感があります。脱衣所は簡素ながらも男女別になり、浴槽も源泉槽を挟んで川の上下に2つ設けられています。さらに、上流側の木製（ビニール敷）の浴槽は、仕切り扉が付けられ女性やカップル、家族連れに配慮されています。
●養老牛温泉らしい無色透明のお湯はカルシウム臭や鉱物臭に溢れ、お湯の新鮮さがよく分かります。尖がった感じの浴感ですが、後からスベスベ感が伴ってきました。何にしろ川のせせらぎを目の前にした湯浴みは心地よいものです。
●地元と思しき利用客も散見され、意外と普段使いのお湯なのかもしれません。手入れの行き届いた露天風呂なので、野湯初心者にお勧めできる無料温泉といえるでしょう。、
（2017.06.03記）
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下流の橋から見た「からまつの湯」です。川岸にせり出すように造られています。
下流側にある露天風呂は岩風呂で、パウンシベツ川のせせらぎが目の前です。
上流側の露天風呂は板枠にビニール敷きですが、女性にも配慮されています。
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