尾岱沼温泉 浜の湯 地元に愛される2種類の源泉

●別海町の尾岱沼の街中にある日帰り温泉です。国道から見ると海側の崖下になります。車ではぐるりと崖下の道を回って駐車場に入ります。

●ここの特徴は、食塩泉とモール質の単純泉の2つの源泉を楽しめることです。食塩泉は透明なお湯のほうで、味は味噌汁の上澄み液のような感じです。単純泉は薄茶色の温泉で、源泉は20数度くらいと泉温が低いので内湯では加熱利用しているようです。しかし、露天風呂では加温せず源泉をそのまま注いでいるので、この単純泉の本来の姿を味わえます。

●このアルカリ性の単純泉はモール感もあり、なかなか良い浴感があります。また、加熱した内湯より冷たい露天のほうが、焦げたような香りがよく感じられるから不思議です。ツルツル感も適度で良いですね。はじめは冷たく感じますが、入っているとそのよさがじわじわと感じられるから、ぜひじっくり入ってみてください。

●食塩泉で体を十分に温め、最後に単純泉で締める、というのが良さそうです。

●野付小学校1年生の皆さんが描いた「ちゅうい」に思わず頬が緩みます。地元の人たちに愛される温泉はどこも素晴らしいものです。



奥が食塩泉で手前が加熱した単純泉


手前は食塩泉ですが、奥の露天風呂はモール質の単純泉が加熱せずに、そのまま注がれています。


入浴マナーを守りましょう(笑)

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