養老牛温泉 ホテル養老牛 養老牛らしい穏やかなお湯

●養老牛温泉は、お気に入りだった「藤や」が廃業となり、残るは「だいいち」と「ホテル養老牛」のたった2軒だけになってしまいました。「ホテル養老牛」は養老牛荘時代に宿泊したことがありますが、改装後の現在の建物になってからは、初めての訪問です。以前の旅館の面影はなく、すっかり小奇麗で居心地の良い玄関ロビーですね。

●浴室は広々としていて、左側に大きな主浴槽が鎮座し、右奥には温めのお湯の小浴槽があります。主浴槽がやや熱いと感じた人なら、小浴槽はちょうどよいに違いありません。

●また、奥の扉を開けると小さいながらも露天風呂があります。この露天風呂は養老牛荘時代と同じものかもしれません。露天風呂から少し首を伸ばせば、養老牛川の清流が見下ろせます。

●お湯は無色透明で、わずかながらカルシウム臭が香ります。また、僅かながら塩味を感じ取ることができます。なんとなくトロミ感のあるこのお湯は肌に心地よく、よく馴染みます。もちろん、お湯は掛け流し利用です。

●宿泊料金は相変わらずお手頃な価格のようなので、今度はゆっくりと宿泊してみたいと思いました。北根室ランチウェイとの組み合わた旅も良いですね。

(2017.02.26記)

※残念ながら2019年6月に閉館となりました。


以前の建物はすっかり改装され、小奇麗な温泉旅館となっていました。


左側に広い主浴槽、右奥には温めの小さな浴槽があり、扉の向こうは露天風呂。


小さな露天風呂からは、改築前と変わらず、養老牛川の流れが見えます。

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