●道北の下川町に古くからある温泉です。平成10年に浴室が改修され、ありきたりの公共温泉風です。地元の入浴客で割合に混んでいます。
●広い建物の奥にある浴室は、いくつかの浴槽と露天風呂からなりますが、窓際の透明な浴槽2つと露天風呂は温泉ではなく真水（循環ろ過＆塩素殺菌）です。温泉が満たされているのは壁際の岩風呂風の浴槽のみです。笹にごり色したお湯が満たされているので、すぐ区別がつきます。
●泉温が低いので加温していますが、成分的にはマグネシウムやカルシウムを豊富に含み源泉の素性の良さを感じ取ることができます。受付で聞くと循環はしているが塩素は使用していない（？）とのことですが、その通りなら衛生面で問題があるし、浴槽の保温を指して循環と言っているのかもしれません。浴室自体に塩素の匂いが充満しているので、塩素使用についての真偽は不明です。
●温泉浴槽の壁際には飲泉口があり、五味温泉特有の温泉サイダーを楽しむことができます。源泉そのものは無色透明で、ピチピチとした炭酸を感じます。なお、この手の温泉では加熱によって気泡はほとんど失われます。あと、飲泉口を指して「掛け流し」という表記には笑えました。
●この温泉に限らず、地元入浴客がごろ寝して休憩室を占拠しているのは、考え物です。
（2007.09.02記）
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大きな温泉施設になり、日帰り入浴客で混み合うようになっていました。
片隅に温泉浴槽があります。それなりの泉質を保っているのが嬉しいところです。
壁際には飲泉口が設けられ、五味温泉特有の炭酸水を味わうことができます。
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