●定山渓の街中ではやや札幌寄りの国道沿いにある、少し小さな温泉宿です。以前の白糸ホテルが和風にリニューアルオープンしたわけです。館内は決して広くはありませんが、掃除が行き届き、落ち着いた玄関周りになっています。
●ここは内湯のほか別に露天風呂もあります。しかし、日帰り入浴では、露天風呂の入浴時間は昼ころの短い時間に限られています。宿泊客のためでしょう。私の入った午後は内湯だけの入浴時間でしたが、「露天風呂にもし入りたければ、今の時間でしたら、この先のホテル山水さんが・・・」と、他の温泉宿を紹介する姿勢に、すごい好感を持てました。
●さて肝心の浴室です。脱衣所はちょっと狭いのですが、内湯は温泉を楽しむには十分な広さです。何も凝った造りがあるわけではないのですが、透明なお湯が静かに溢れるいい温泉です。定山渓にしては珍しく、口に含むと少し硫黄の香りがします。それに、休日でも混雑していないっていうのがいいです。
●日帰り入浴だと早い時間帯しか入浴できない露天風呂に初めて入りました。露天風呂とは言え、窓がない内湯が外気と繋がっている程度なので、景色は望めません。その分、小さな浴槽なので新鮮な湯をじっくり味わうのに最適です。僅かに塩味を感じる定山渓らしい穏やかな湯を愉しむことができます。
（2014.01.25追記）
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シンプルな内湯ですが、透明な湯が溢れて、気持ちいい内湯です。
角にある小さな浴槽です。熱いのかなと思うと、そうでもなかった
「露天風呂」との名が付いていますが、穴蔵のような小さな内湯です。
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