●支笏湖岸の”秘湯”として全国的に有名な丸駒温泉を久しぶりに訪れてみました。国道453号から分岐した道路をしばらく進んだ先にある丸駒温泉は立派な一軒宿で、玄関ロビー内も豪華です。
●岸辺の露天風呂へは男女別の大浴場の脱衣所から廊下のような長い通路をたどっていきます。露天風呂もその通路も男女別にしっかり分かれているので、女性でも安心ですね。湖の水位によってその深さが変動するそうで、私が入った時はちょうど腰くらいの深さでした。無色透明のお湯はクセがなく、とても柔らかな肌触りです。露天風呂から湖に流れ出るお湯の流れから相応の湧出量があると思いますが、足元の砂利からの湧出箇所はわからずじまいでした。
●内湯の外にもテラス風の露天風呂があり、湯船からの眺めはコチラの方が見事です。お湯も薄茶色に濁っている土類系、サビ味、キシキシ感の泉質なので、湖岸の露天風呂よりこの露天風呂の方が人気が高いかもしれません。また、露天風呂への階段の下には飲泉所も設けられています。
●内湯には3つの浴槽がありますが、手前2つの主浴槽と奥の浴槽では泉質がやや異なるように感じました。奥の浴槽のお湯はやや透明で、サビ味が少ないものです。脱衣所に掲示されている成分分析書と浴感が合わないので、フロントに聞いてみましたが、釈然としませんでした。入浴料1000円は高いと思いますが、安いと混雑するのでしょう。
（2015.05.17記）
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支笏湖と繋がっている名物露天風呂は、足元から源泉が湧き出しています。実は、入浴中には支笏湖が見えません。
大きな窓に面した内湯からも、支笏湖や風不死岳の景色が良く見渡せます。
支笏湖を目の前に、テラス風の露天風呂からの景色は絶景といえるでしょう。
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