●正式には、北海道警察職員互助会保養所「溪山荘」といいます。文字通り道警職員のための保養施設ですが、一般の日帰り入浴も受け付けています。入浴利用でも、受付で氏名、職業、電話番号を記入するので、少し緊張しました。入浴料が300円と安いのも嬉しい限りです。
●浴室は小さく5、6人も入れば一杯になってしまうでしょう。浴槽の片隅からは、下の湯からの源泉が注がれています。お湯はトロミ感があり、僅かに濁っています。薄い塩味とともにカルシウム臭や弱い鉱物臭も知覚できます。源泉温度が高いので、清掃後の湯張りの時や入浴客が水道水を足す場合がありますが、源泉のまま掛け流しに近い状態だと思います。なお、カランは4つです。
●道警関係者や地元利用が中心のようで、入浴マナーが良いところも良いですね。食事と入浴がセットの「110番セット」にも興味があるところです。設備を求めずに、定山渓らしい湯を堪能できれば良いという人にはお勧めの一湯です。
（2008.12.07記）
※残念ながら廃業し、すでに建物も解体されました。
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大型ホテルから隠れるようにして、定山渓温泉の静かな一角に建ちます。道警保養施設なのでちょっと緊張（笑）。
小さな浴槽が一つあるだけですが、定山渓温泉らしい食塩泉が床一面に床に溢れていて、いい感じです。
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