豊平峡温泉 豊平峡温泉 人は多いが眠くなる名湯
●定山渓を過ぎてから国道230号を豊平峡ダムの方向に折れ、しばらく行くと東側の山あいにある温泉です。かなり広い駐車場があり、休日には多くの車が止まっています。

●カレーの芳香漂うロビーの受付で料金を払い、複雑に入り組んだ階段と廊下を進み浴室を目指します。男女別の浴室は、偶数日と奇数日で男女を入れ替えるようになっており、向かって右側の浴室は露天風呂が広く、左側は露天風呂からの景色が優れます。ちなみに、私が入浴した時点では、男子浴室は偶数日が右側、奇数日が左側でした。

●ここの温泉は、広い露天風呂が何かと好まれますが、私は湯治場風情の溢れる内湯の方が好きです。左右の浴室では造りは異なりますが、床一面に堆積したカルシウムが湯華模様を描き、豊富に湯が溢れます。洗い場のお湯も源泉のようです。また、札幌付近で飲泉場のある温泉は今では本当に数少ないでしょう。お湯は、笹にごり程度の色付きで、カルシウムの味がかなりはっきりしています。

●広い露天風呂は複雑な形状をしているので、他の入浴客が多少多くても、比較的静かに楽しめます。露天風呂も含めて、内湯、脱衣所全てを禁煙にしているものいいですね。

●数少ない欠点としては、入浴料が千円と高いことと、週末に混み合うことでしょうか。あと、本格的なナンとカレーも楽しめます。



週末は入浴客で混み合います


湯華模様が織りなす内湯はとても風情があり、私は好きです



広い庭園風の露天風呂からは、遠くに無意根の山が見通せます

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