●虎杖浜の駅裏にある「若湯温泉」は、近年リニューアルした「アヨロ温泉」の姉妹店のような温泉です。「アヨロ温泉」よりもこじんまりとして、建物はやや古く、入浴客の数もやや少なめです。
●建物の廊下を少し奥に進んだところが浴室で、左が男湯、右が女湯になっています。「若湯温泉」は、男湯より女湯の方がやや浴室が広いようです。浴室は狭いながらも、どちらの浴室にも温度の異なる2つの浴槽が設けられています。
●さて、男湯ですが、洗い場は狭く正面に小さな高温浴槽、右奥には台形型の主浴槽があります。体感的には主浴槽が42〜43℃、高温浴槽が45℃くらいでしょう。主浴槽の奥には小広いスペースがありますが、ここで寝転がっても良いものなのでしょうか（笑）。また、源泉の注ぎ口にはコップも置かれ、飲泉もできるようになっています。なお、女湯は男湯と形状が全く異なります。
●透明感があり、ごく僅かに褐色を呈しているお湯は、虎杖浜温泉らしいツルツル感とスベスベ感が融合しており、泉質の良さが際立ちます。源泉の注ぎ口からは、微タマゴ臭が香り、肌にはオイリーな感触です。お湯の温度は高めで、すぐに体が火照ってしまいますが、ついつい長湯してしまう良い湯した。
（2012.07.22記）
※残念ながら2019年4月頃に閉館されたようです。
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虎杖浜温泉の"裏通り"沿いに、小さな建物の「若湯温泉」が佇んでいました。
こちらが主浴槽です。奥の平らなスペースは何のためにあるのでしょうか。
狭い洗い場の一角には小さな浴槽もあり、こちらはやや熱めの温度でした。
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