鶴ノ湯温泉 鶴ノ湯温泉旅館 建て替えにより循環となった

●早来市街から少し千歳寄りの大きな池に面した古い和風旅館でしたが、2010年ころに新しい建物に建て替えられました。以前の建物と趣が変わって小奇麗な建物になり、ちょっと目が白黒しました。

●冷鉱泉利用の湯宿が建て替わると、やはり恐れていたとおり循環ろ過装置&塩素殺菌のお湯に様変わりしてし、少し落胆します。それでもなお、浴室に入ると変わらぬタマゴ臭が鼻腔をくすぐり、少しだけホッとします。湯面からはわずかに薬品臭も混じりますが、源泉の素性が残されているのが良いです。

●浴室はもうもうとした湯気で充満していましたが、四角い浴槽の奥に進むと、名前の由来でもある2羽の鶴の像があり、その横から源泉が注がれています。この源泉は冷たく、すなわち冷鉱泉そのままのようです。口に含むと明確なタマゴスープ味があり、ツルツル感も明瞭です。循環ろ過は残念ですが、この点だけは評価できますね。なので、オケ2です。

(2014.02.10)


すっかりと新しい建物に変わってしまい、かつての和風旅館の面影はありません。


混雑のため浴槽写真はありません。鶴の横から源泉が注がれています。

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