●壮瞥町内の洞爺湖南岸の温泉は、以前は壮瞥温泉と呼ばれていましたが、最近では奥洞爺温泉とも言われているようですね。その湖岸の道路に面して点在する温泉宿のひとつが「いこい荘」です。
●玄関のすぐ近くにある男女別浴室は小さな内湯があるだけのシンプルなものです。すりガラスの窓からは景色が望めませんが、その分じっくりとお湯に浸かることができます。私が入浴した時は晴天だったので、浴室は陽光が漏れ眩しいほどでした。
●源泉は浴槽の底から直接注がれ、その湯量は少ないものの掛け流しになっています。最初はキシキシ感に近い浴感がありましたが、後には微かなツルツル感に変りました。無色透明のお湯からは僅かなカルシウム臭と芒硝臭に似た香りを感じます。入浴料350円という安さもあいまって、それなりに満足感のある温泉でした。
(2015.07.12記)
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広い駐車場からは、青空に映えるように、昭和新山が間近に見えました。
本当に小さな内湯といくつかのカランがあるだけの静かな浴室です。
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