●登別温泉の料理自慢の「御やど清水屋」に宿泊してみました。登別温泉街では、温泉街の中心部ではなくやや奥まった場所にある温泉旅館です。小奇麗なロビーで、従業員の応対も丁寧に感じました。
●浴室は2つで利用されている源泉は一つなので、登別温泉の温泉宿としては少々物足りなさを感じるかもしれません。それでも白濁した火山性のお湯が掛け流しで利用されているので、決して質的に劣るお湯ではありません。
●私が宿泊した時は、上の写真の大浴場は夕方から21時までが男性用で、真ん中の写真の浴室はそれ以降の朝までが男性用となっていました。どちらも2つの浴槽があり、小さい方が熱め、大きい方が温めの温度設定です。ただ、全般的には温度設定は温めなので、私としては小浴槽が適温、大浴槽は温めに感じました。また、小さい方の浴室にだけ露天風呂が併設されています。
●白濁したお湯は登別温泉らしくキシキシ感が強いものです。お湯からは硫化水素臭と焦げ臭が漂いますが、むせ返るほどの強さではありません。お湯を少し舐めてみると、酸味の強いレモン味で、強酸性のお湯であることがわかります。
●夕食は一品一品、手の込んだ料理が運ばれ、適度な量と美味しさにとても満足感を覚えました。
(2019.09.15記)
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大浴場は少々シックな造りで、温度の異なる大小2つの浴槽があります。
もう一つの浴室にも、温度の異なる大小2つの浴槽と露天風呂があります。
その露天風呂はほぼ円形で、塀に囲まれ景色は望めません。お湯はやや温め。
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