壮瞥温泉 洞爺かわなみ 穏やかな柔らかのお湯が特徴

●温泉にとって行政区分は何の意味を持たないことを承知で旧来の言い方に倣い、壮瞥町内の洞爺湖温泉を壮瞥温泉として区別した扱いになっています。この「洞爺かわなみ」は温泉街から東にだいぶ離れているので、静かな湖畔の環境にある温泉宿です。湖畔の道道沿いなので、まず迷うことはないですね。植え込みのある小奇麗な入り口から受付に入ります。ロビーや受付が小奇麗で、ゆっくりと宿泊してみたい、という気になってきます。

●浴室には主浴槽と小浴槽のある内湯、脱衣所から別の入り口で出入りする露天風呂があります。主浴槽は42〜44℃、右奥の小高い浴槽は42.5度ですが、実際にはもう少しぬるめに感じました。内湯の入り口には30度の源泉そのままの浴槽もあります。

●露天風呂は庭園風というか、あずま屋風で、3つの湯口から源泉が注がれています。道道を行き来する車の往来が多少見えるので、少し注意が必要です。

●温泉は独自源泉で、加熱こそはしていますが、加水はなく、もちろん塩素使用もない掛け流しです。無色透明のお湯はカルシウム味で、ツルリとした口あたりがあります。午前中と深夜の2回にわたって湯抜き清掃の時間帯があるもの好感度が高いです。

(2008.12.14記)


洞爺湖温泉街から東側に離れ、静かな環境にある小奇麗な温泉旅館です。


露天の窓から撮ったので湯気で霞んでいますが、タイル絵のある主浴槽です。


あずま屋風の露天風呂は景色こそ望めませんが、ぬるめで長湯向きです。

エリア情報に戻る