●国道沿いにあり、年代物の和風旅館の外観が特徴的な温泉旅館です。温泉旅館といっても、宿泊はメインではなく、日帰り利用が中心なのは間違いなさそうです。駐車場の一角には足湯が設けられ、後述する岩風呂に隣接しています。
●廊下奥の階段前には、左手に岩風呂があります。岩風呂は男女別ではないので、交代で譲り合って利用することになっているようです。露天風呂を壁や屋根で囲っただけの浴室で、外気に晒されているので冬は結構寒くなっています。ハート形の湯桶がちょっとしたアクセントを醸しているようでした。
●階段の下には男女別の浴室があります。この浴室の「ぬる湯」は長楕円形の浴槽を男女別に仕切ったもので、その壁には「観光マップ」と「ひかり温泉音頭」が描かれています。「ひかり温泉音頭」とはどのような曲なのでしょうか。この「ぬる湯」はかなり温めで、かなり長湯向きです。このほか壁際には細長い台形の「あつ湯」もあります。いずれも蟠渓温泉らしい、クセのない穏やかな浴感が特徴的でした。
●男女別浴室の隣には「家族風呂」もあります。細長い浴槽があり、洗い場も十分な広さが確保され、狭さは感じないでしょう。ここで貸切の湯浴みを愉しむのも良さそうです。あと、休憩室はちょっとした異次元空間ですね（謎）。
（2010.12.23記）
※残念ながら閉館となりました。
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観光マップとひかり温泉音頭が描かれた主浴室の「ぬる湯」です。写真に映っていませんが、壁側に「あつ湯」もあります。
仕切り壁では囲われてはいますが、外気に触れ露天風呂に近い岩風呂です。
家族風呂とはいってもそんなに小さくはなく、貸切で十分楽しめそうです。
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